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<特集>準天頂衛星「みちびき」、12月からの利用実証開始で広がる可能性 [コラム集]



2010/11/22 19:30

 準天頂衛星初号機の「みちびき」が打ち上げられて約2カ月半が経過した。

10月26日には、所定の出力での全信号送信を開始し、地上システムで正常に受信できることも確認された。「みちびき」の3カ月間に及ぶ初期機能確認は順調に進み、いよいよ利用実証実験が12月から開始される予定だ。

 民間会社での測位衛星の利用拡大や調査研究などを行う、財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC:東京都千代田区)では、「みちびき」を用いた利用実証について参加者を7月に募集。

一次募集には、企業、大学、業界団体などが応募。その企画の中から、60件が採用されて実証実験が開始される。現在も「二次募集中」(SPAC広報担当者)で、今後も多くの提案がなされそうだ。


採用された実証テーマは、

「GPS単独測位と準天頂衛星を含んだ測位での測位性能比較実証」

「山間地行動者の安全見守りと遭難救助への応用可能性の検証」

「準天頂衛星を活用した福祉分野における高精度位置情報技術実証」など、

さまざまなテーマが掲げられている。

位置情報の精度が上がることで、ナビゲーションシステムの精度が高まり、子供や老人の見守りサービス、観光地での情報サービス、農業や土木機械の無人運転など多くの利用法が考案されているようだ。

 利用実証に参加するパイオニア <6773> では、GPS(全地球測位システム)に準天頂衛星が追加されたことによる測位確率、精度の向上の実証を行う計画。SPACから、メモリーカード型測位受信機を借り受け、カーナビゲーション用地図との比較やデータ解析を行い測位確率や固定点制度の確認などを行う計画。同社では「あくまでも研究の初期段階で、具体的にどう生かしていくかなどは、まだ決まっていない」(広報部)としている。

 測量や観測などを手掛けるパスコ <9232> では、NTTデータ <9613> 、アジア航測 <9233> 、慶應義塾大学と共同で、防災用途の実証用プログラムを開発し、実際に「みちびき」からの信号受信を行う。

これにより、測位情報や防災マップ情報などと組み合わせ、利用者が緊急時に取るべき行動を示唆することで、防災活動を円滑に行うソリューションを構築する。パスコは「12月から実証が開始される予定」(広報部)としている。

 カーナビの精度向上や農業機械の無人運転などの実用化が進められそうだが、まだまだ、いろいろな提案がなされる可能性もあり、今後の展開に期待が高まりそうだ。ただ、準天頂衛星が頭上に24時間位置するためには、最低3機が必要。再事業仕分けでJAXA(宇宙航空研究開発機構)への予算縮減が打ち出されるなど、完全運用までに越えるべきハードルは多そうだ。(高橋克己)

<実証に参加する主な上場企業> 
パイオニア <6773>  
パスコ <9232>
 NTTデータ <9613>
 アジア航測 <9233>  
東亜建設工業 <1885>  
西尾レントオール <9699>  
トプコン <7732>  
ハザマ <1719>  
日立造船 <7004>  
コマツ <6301>  
デンソー <6902>  
電通国際情報サービス(ISID) <4812>  
日立製作所 <6501>  
NTT <9432>  
アイサンテクロノジー <4667>  
NEC <6701>  
古野電気 <6814>


【提供:モーニングスター社 】


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